『LD-SKAIP』 (エルディ スカイプ) は,学び方の違いに注目し,様々な学習のつまずきを確認して,子ども一人一人の特性に応じた支援を提供するために行うアセスメントツールになります。日本LD学会が文部科学省からの委託事業として開発が進められたもので,この検査は日本LD学会員での特別支援教育士 (S.E.N.S) の資格を有し,さらに実施者講習を修了した検査者が担当します。COCORO相談室では,日本LD学会が実施する 『ステップⅡ』 『ステップⅢ』 それぞれの実施講習を修了し,学会登録した検査者が担当しますので,安心して検査をお受け頂くことができます。この検査は,日本LD学会のクラウドシステムを利用して検査を実施致します。
『LD-SKAIP』 ステップⅠでは,実際に子どもを支援する先生や保護者の方に,日頃の子どもの状態を, 「1 ない」 「2 まれにある」 「3 ときどきある」 「4 よくある」 といった4段階で回答いただきます。結果日本LD学会のクラウドシステムによって処理されてますので,支援の手立てとなる結果をすぐにお渡しすることができます。
『LD-SKAIP』 ステップⅡでは,iPADの操作確認練習からスタートし,無意味後の聞き取り,文の読み取りなどの検査を行います。プリントに特殊音韻を含む平仮名や片仮名を記入する検査も含まれます。また,iPADの画面上で計算をする課題もあります。音韻検査では,実際に声を出して録音するような検査もあります。視覚認知検査は,ビジョンに関する認知特性の検査で,『WAVES』と類似の検査内容となります。