COCORO相談室

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LD-SKAIP

『LD-SKAIP』 (エルディ スカイプ) は,学び方の違いに注目し,様々な学習のつまずきを確認して,子ども一人一人の特性に応じた支援を提供するために行うアセスメントツールになります。日本LD学会が文部科学省からの委託事業として開発が進められたもので,この検査は日本LD学会員での特別支援教育士 (S.E.N.S) の資格を有し,さらに実施者講習を修了した検査者が担当します。COCORO相談室では,日本LD学会が実施する 『ステップⅡ』 『ステップⅢ』 それぞれの実施講習を修了し,学会登録した検査者が担当しますので,安心して検査をお受け頂くことができます。この検査は,日本LD学会のクラウドシステムを利用して検査を実施致します。

検査の流れ

  • ①まずは 『LD-SKAIP』 ステップⅠから

『LD-SKAIP』 ステップⅠでは,実際に子どもを支援する先生や保護者の方に,日頃の子どもの状態を, 「1 ない」 「2 まれにある」 「3 ときどきある」 「4 よくある」 といった4段階で回答いただきます。結果日本LD学会のクラウドシステムによって処理されてますので,支援の手立てとなる結果をすぐにお渡しすることができます。

  • ②『LD-SKAIP』 ステップⅡの実施
  • 『LD-SKAIP』 ステップⅡでは,iPADの操作確認練習からスタートし,無意味後の聞き取り,文の読み取りなどの検査を行います。プリントに特殊音韻を含む平仮名や片仮名を記入する検査も含まれます。また,iPADの画面上で計算をする課題もあります。音韻検査では,実際に声を出して録音するような検査もあります。視覚認知検査は,ビジョンに関する認知特性の検査で,『WAVES』と類似の検査内容となります。

  • ③『LD-SKAIP』 ステップⅢの実施
  • 『LD-SKAIP』 ステップⅢでは,さらに詳しく 『読み』 『書き』 『算数』 の習得状況や学び方の特性を見ます。実際に原稿用紙に作文を書いてもらい,その作文を写真で撮影して分析します。学年に応じた漢字を使用できているかどうか,意味のある文章となっているかどうか。正しい語用ができているかどうかなど,詳細に分析して評価を行います。同様に,音読を録音して精査する検査,画面上で筆算行ってその手順を精査するなど,学習のつまずきや認知特性を分析することにより,一人一人に適した支援方法を見つけて参ります。

  • ④一般社団法人「日本LD学会」、特別支援教育士とは?

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